台湾産パイナップル「金蜜」の魅力

 

台湾産パイナップル「金蜜」の特徴

通常のパイナップルに比べ糖酸度の高い濃厚な味が特徴です。果肉が柔らかく芯まで食べられるため、カットの手間が少なく見た目よりボリュームがあります。これは、品種の違いによるものです。パイナップルやバナナといった商品作物は、プランテーションで均一栽培された歴史から同じ品種が世界中で栽培されていることが多いですが、台湾は独自の品種改良を続けてきたため、台湾にしかない品種が多数あります。金蜜は「台農17号」という品種のパイナップルで、通常のパイナップルとは果肉の柔らかさが大きく違います。

 

園地について


銀獅農園は3代目のパイン専業農家、洪銘聰(ホンミンツォン)さんが経営しています。屏東県にある70haほどの農園は自家製有機肥料を使った土壌が特徴で、温度、湿度、電気伝導率(土壌の栄養を測定)を測るセンサーなど最新機器で管理されています。こうした取り組みが評価され、2023年には「神農賞」を受賞しました。

 

台湾政府が認めた最優秀農家

神農賞とは2年に一度選考が行われる台湾の農業賞。日本でいう日本農業賞にあたり、農業経営に意欲的に取り組み、優れた功績を挙げた20の農家が選出されます。青果物だけでなく、農業、水産、畜産が対象。2023年度の受賞者でパイン農家は洪さんのみ。まさに政府が認めた最優秀農家です!

 

農家のこだわり

小売店では他店との競合のためなるべく早く出荷することを産地に求めますが、ほんさんはパイナップルが完熟するまで決して出荷しません。最新機器によるデータ収集と長年の経験によって一番おいしいタイミング見極めてから出荷します。さらに、収穫後のパッキングと出荷を自社で一貫して行っているため、全てのパイナップルの品質を保つことができます。

 

有機肥料

パイナップルのために長年研究を重ねて生み出した自家製肥料を使用しています。製法は秘密ですが、賞味期限切れの粉ミルクとサトウキビを混ぜた有機肥料です。

 

農薬基準

台湾パインは稀に残留農薬検査に違反し輸入できないことがありますが、銀獅農園は過去一度も農薬違反はありません。農家、政府、農業委員会、輸出会社4機関の農薬検査を経て、残留農薬の混入を防いでいます。

 

船昌商事のこだわり

私たちが園地を厳選するのには理由があります。台湾の農業は小規模農家が多く、輸出業者は数を揃えるために様々な農園から買い付けを行います。しかし、農園の栽培技術はピンキリであり、質の悪いものが混在する可能性があります。特に、2021年以降は中国の禁輸措置を受け日本への輸入量が昨年の8倍に増えるなど供給が急増し、その傾向が強まっています。そのため、特定の園地で取れたパイナップルだけをブランド品として販売しています。

 

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