FACILITY熟成加工設備・技術
業界屈指のスケール、
長年培ってきた独自技術。
未成熟の段階で入荷するフルーツを、お客さまのご希望に合わせた状態まで熟成させ出荷するための設備です。船昌商事では、この専用室(むろ)を業界屈指のスケール感で完備しています。充実した設備と長年培ってきた加工技術をもとに、バナナをはじめ、アボカドやマンゴーなど、様々なフルーツがここで最高の状態まで熟されます。
バナナ・アボカドを例に追熟の様子をご紹介します。

{ ADDITIONAL AGAIN }バナナの追熟
消費者のみなさまに高品質な美味しさをお届けするため、
今日も船昌商事では青いバナナがゆっくり熟成されています。
01熟成開始
大井埠頭真横にそびえたつ保税地区のビル内に13室、そして別棟のビル内に18室、あわせて31のバナナ用室が設置されています。この室に、入荷した青く堅いバナナが運ばれます。

02入荷直後
黄色く色づいたバナナは、害虫対策の検疫ルールにより輸入が禁止されているため、バナナは入荷した時にはこんな色をしています。

03搬入
入荷したバナナは、出荷日ごとに分けられた室に搬入されます。ここにある13の室は大型のバナナ箱に合わせて設計されています。積み替えが最小限で済むのでバナナへのダメージが少なく済みます。

04熟成開始
休眠状態にある青いバナナをエチレンガスで起こし、温度や湿度の調整がされた暖かい室で4〜5日間程度熟成します。

05調整
室の温度は一刻一刻細かに調整されています。

06熟成完了
お客様が希望する状態でお届けするため、バナナをゆっくりと冷却してより良い状態に仕上げます。

07適正管理
入荷ごとに状態が違うバナナの温度調整を完全にマニュアル化することは困難です。そのため、船昌商事のバナナ室は、経験豊かな技術者が常に室ごとに違うバナナの状態を見極め、365日絶えず流動的に管理しています。

08出荷
最後は出荷作業です。室内で仕分けされ、フォークリフトでトラックへ直行。お客さまのご希望に合わせて熟成させたバナナが、日程通りに出荷されていきます。

{ ADDITIONAL AGAIN }アボカドの追熟
船昌商事の技術と施設が、
高品質で安全・安心なアボカドをお届けします。
追熟室
バナナ以外の要追熟フルーツは、本社ビルの1階にある室で加工が行われます。こちらには、熟成室と冷却室の2室からなる設備が整っています。

01入荷・熟成開始
鮮やかな緑色は未熟の証。アボカドは未熟状態で入荷されるため、温度と湿度を一定に保った追熟室で追熟加工を行います。

02選別・調整
追熟が完了しても個体差によって追熟度合いにばらつきが出ます。この段階で色目の選別を行い、未熟なものは再追熟を行うことで熟度を統一します。追熟が完了しても個体差によって追熟度合いにばらつきが出ます。この段階で色目の選別を行い、未熟なものは再追熟を行うことで熟度を統一します。

03検品・出荷
一品一品検品したのち、出荷先ごとに分けられ、出庫を待つアボカド。出荷直前の最終検品で高品質を実現しています。検品は見た目と手触りで行いますが、とても難しい作業です。選別が正しかったどうか、毎日チェックを行っています。
